司法書士筆記試験合格発表について

10月3日に令和6年度司法書士筆記試験の合格発表がありました。見事合格された皆様、本当におめでとうございます。
法務省のホームページで試験結果の詳細が発表されています。
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00650.html

出願者数 16,837人
受験者数 13,960人
筆記試験合格者数 737人
筆記試験合格点 満点350点中267.0点以上

今年は何と言っても、午後の部の記述式問題の配点が、2問で70点満点から140点満点に変更されたことが最大のトピックスです。
記述式とは登記申請書を作成するものですので、実務経験のある方が有利になったといえるでしょう。

それにしても、平成23年では25,000人ほどいた出願者が年々減少しており寂しい限りです。
安定志向、就職状況の改善や、そもそも少子化により母数が減っている等、理由は様々かと思います。

司法書士は「市民の身近な法律家」として社会に貢献できる国家資格です。
従来の業務である不動産、商業登記業務に加え、近年では、簡易裁判所での訴訟代理業務、成年後見業務や相続関連(遺産承継)業務といった幅広い分野で活躍できます。

弊所では、登記業務よりも相続や成年後見のご相談がメインとなっています。その魅力を伝えられるような事務所になれるよう努力してまいります。
ご相談はぜひ弊所まで。