<相続登記義務化>年末年始に考えてみませんか?

新型コロナウィルスが落ち着き、これまでと変わらない年末年始を過ごされる方も多いかと思います。せっかくの機会ですので、先延ばしにしていた問題について考えてみませんか?

来年は、4月1日から、不動産の相続登記の申請が義務化されます。とても大きな法改正です。手続きせずそのままになってはいないか、これ機に確認されると良いかと思います。

義務化の内容は下記のとおり。

(1)相続(遺言も含みます。)によって不動産を取得した相続人は、その所有権の取得を知った日から3年以内に相続登記の申請をしなければなりません。
(2)遺産分割が成立した場合には、これによって不動産を取得した相続人は、遺産分割が成立した日から3年以内に、相続登記をしなければなりません。
(1)と(2)のいずれについても、正当な理由(※)なく義務に違反した場合は10万円以下の過料(行政上のペナルティ)の適用対象となります。

なお、令和6年4月1日より以前に相続が開始している場合も、3年の猶予期間がありますが、義務化の対象となります。不動産を相続したら、お早めに登記の申請をしましょう。

(※)相続人が極めて多数に上り、戸籍謄本等の資料収集や他の相続人の把握に多くの時間を要するケースなど。

(引用:東京法務局ホームページ)
https://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/page000275.html

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