デジタル遺言について②
先日、デジタル遺言についての記事を載せましたが、今回はその続報です。
【前回記事はこちら↓↓】
https://ashitaba-legal.jp/info/20230710/
法務省は、研究会の初会合を開き、パソコンやスマートフォンを使って遺言を作成する方式の検討をいよいよ始めたそうです。自分で遺言を作成する場合、やはりネックとなっていうのが、「全文の手書き」ということ。これが、パソコンやスマートフォンで作成できるようになれば、作成率は飛躍的に上がることでしょう。
民法の改正に関わることなので、実現まで時間がかかるかと思いますが、遺言があることで「争族」が少しでもなくなることに期待しています。また、こういったデジタル機器を使った方法は、本人の真意に基づくかの確認方法や偽造、改ざんの防止といった課題があります。後々揉め事にならないよう、それらの課題をクリアできるような仕組みを作って欲しいと思います。
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